便秘 コロコロ

便がでれば便秘ではないと考えている方もいますが、便がでても残便感があり、量が十分でなければ便秘と判断されます。排便の回数や量は個人差があるので便秘の明確な定義は難しいと言われていますが、コロコロして便の量が少なければ便秘といえます。

便がコロコロして硬い場合は、食物繊維や水分不足が原因かもしれません。食物繊維は老廃物を吸着して、そこに水分が加わることでかさを増してやわらかく量の多い便を作ります。食物繊維と水分が不足するとコロコロした硬い便になりやすいです。

ほかには腸内環境が悪化していて、腸の働きが悪い状態になっていると腸に便が留まりやすく水分が腸に吸収されて便が硬くなってしまいます。発酵食品や乳酸菌で善玉菌を増やし腸内環境を改善することで蠕動運動が活発になり便がスムーズに排出されやすくなります。

便意を我慢することもコロコロうんちになりやすくする習慣なので気をつけましょう。外出先であっても便意は我慢しないほうがいいです。また、便秘薬を頻繁に使用していると便意が麻痺しやすくなってしまい、結果的に便が硬くなって便秘になってしまうということもあります。毎朝、決まった時間に便意がなくてもトイレに行く習慣をつけることも有効です。

生活のリズムが悪くて気分によって変えていると排便のリズムも悪くなりやすいです。不規則な生活をせずに、規則正しい生活をすることがコロコロ便秘を解消するためには大事になってきます。

水分もこまめにとるようにしましょう。一気にとっても尿として排出されてしまいあまり意味ないのでこまめに取るのが大事です。食物からも水分はとれますのでスープや味噌汁など水分が多い食事を取るのも有効です。

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